そのため名成産業では、まず社員の「適材適所」を徹底させることで、一人ひとりのモチベーションを高めることに力を注いでいます。たとえば、全社員に対して人事担当の責任者が、アルバイトに対して各支店長が定期的に個別面談を実施。それぞれの適性を見極めるとともに、職種や職場とのミスマッチの是正を図っています。
誰しもがオールマイティーではないという前提のもと、得意分野をさらに伸ばすことが真の適材適所であり、適所を得た個々がモチベーションを高める。これこそが名成産業の「人を大事に」の実践に他なりません。
2006年入社 出身学校:名古屋商科大学
現在の仕事は、一言で言えば人材の育成。具体的には社員個々のモチベーションを高めることです。そのためにはまず適材適所が成されていることが必要なため、定期的に一人ひとりとじっくり向き合い話を聞き、適性や得意分野を見定めています。また、同じホールスタッフという職種でも、店によって接客方針や職場の雰囲気が違い、力を発揮できる店とできない店があるため、相性のいい店に配置することも適材適所の一環です。
さらに、個々の仕事に関してモチベーションを高めるためには、自分が自主的に取り組んだ仕事を、さらに突き詰めることが重要です。つまり、仕事にハマることが大事。逆に言えば、ハマる仕事を見つけることがスペシャリストになる秘訣です。そんな状況に導き、後押しをすることも私の役割の一つです。
仕事上で目指すものは、例えば他の分野に行っても通用する人、名成産業にいた人間なら大丈夫、と言われるような人材を育てること。言うなればスペシャリストを育てるスペシャリストになることですね。